03 11月 09

つまり、

* 技術書を読んでも、執筆者のレベルになれない。 
* 読んで学習して実践した人だけが、自分自身のレベルを上げることができる。

企業内で知識を共有する目的で、文書にして配布するということが行われていると思います。その場合も同じことが当てはまります。文書になった時点で、書き手が得た知識や経験がすべて書かれている訳ではないのです。そして、配布されても、読まれなければ知識は共有されない訳です。

本当に知識を共有するためには、文書にして配布すると同時に、その内容を教育を含めた様々な機会に学習させたり、口頭により伝達したりする必要があると思います。それにより、その文書の存在だけでなく、書かれていないことも含めた事柄を口頭で伝え、相手の理解レベルを把握したり、質問に答えたりすることで、知識を定着させていく必要があります。

文書にして配布するだけで、知識が共有化されて、組織全体の底上げができるというのは、私自身は昔から幻想だと思っています。

知識の伝達は難しい:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-net blog