09 12月 09

○食料品の年間輸入量が5~6兆円というのは、普通の人が聞くと「少な過ぎるのではないか」と思われる額のようですね。でも、全体の1割程度なんです。しかも輸入の通関統計はCIF価格ですから、この金額には運賃や保険料も上乗せされています。さらに言えば、この中には「牛や豚が食べる飼料用のとうもろこし」や「切花、植木」なんぞも含まれています。つまり、全部が全部、人間様の口に入るわけではなくて、「真水」はもっと小さな額となります。

○ひとつには「自給率が4割を切って云々」という政府やJAによる保護主義キャンペーンが行なわれているために、「われわれは海外からすごく高価な食料品を買い過ぎていて、そのために国内の農家が困っているのではないか」という、一種のGuilty Trapをかけられているせいではないかと思います。日本は確かに海外から、高級ワインやらナチュラルチーズなど贅沢な食材も買っているわけですが、そんなに突拍子もない額ではないのであります。

かんべえの不規則発言