18 6月 08
○もっとも許世楷大使は、すでに6月1日にホテルオークラで「辞令なき送別会」を済まされていたようです。安倍前首相など800人以上が集まり、4年間にわたる日台関係における功績をたたえていたとのこと。もとより独立派の闘士であった許世楷さんが、国民党政権下で任期が延長されるとは考えにくく、お別れの挨拶はすでにされていたのですね。察するに覚悟の上の帰国であり、腹をくくった上での辞任であったものと思われます。 ○ところが各種報道をみると、許世楷さんが台湾に戻って「事件について立法院で説明せよ」という要請は、国民党によるイジメにほかならないことが分かります。「反日」が主眼ではなく、「反独立派」が目的なんですね。さらにいうと、本件は国民党内の守旧派が、若い馬英九新総統に対して揺さぶりをかけているという図式も見えてくる。つまり「反日」に名を借りた「党内闘争」なんです。いやあ、奥が深い。— かんべえの不規則発言