28 1月 09
— かんべえの不規則発言○ゲーツ国防長官はCIA出身である。すなわち、情報のプロが転じて軍事の総元締めになった。しかも、ラムズフェルドの後のペンタゴンをうまく御している。ということで評価が高く、オバマ政権でも留任となった。という、この辺りまではほぼ常識の範囲内。
○そのゲーツ長官の演説の評判がいいらしい。冒頭に必ずジョークを入れる。以下はその一例。
「情勢分析を行なうものは、悲観論者であるべきだ。例えば花の匂いをかいだならば、近くに棺おけがあるのではないかと疑うようでなければならない」
○このジョークはいいですね。話し手の人柄がにじみ出ていると思います。情報の世界というのは、自己を客観視できなければならないので、ユーモアとは親和性があるのですよね。肩をいからせて、「国益を守るためにインテリジェンスが必要である」などというタイプは、きっとプロっぽくないと思いますよ。